GBAカイロスは弱い

ネタにならないネタを書いていきます

【GBA後期シングル】キャラランク 2022.9.20

くどオフが終わったのでそれに合わせて更新。

スイクンライコウの乱数調整が一般化してからの初の記事。

 

ランク付けのルール

想定するルール

GBA後期シングルを想定(XDまでのポケモン)

・見せ合いありシングル6350フラット

・バトルタワーで使用できるポケモンとアイテムのみ

・複数催眠禁止

 

ランク付けの基準

・同じような強さのポケモンには以下の基準で決めた

 扱いやすさ>パーティの組み込みやすさ>強さで判断

・同ランク帯は左が若干優勢

・C~Eはランク内に差は無い

 

キャラランク

S:GBAの環境トップキャラ

 

-----対策を切ることは許されないキャラ2-----

 

A+:汎用性が非常に高くかつ唯一の性能を持つキャラ

 

A:パーティのエース候補もしくは構築の穴埋めとして非常に有用なキャラ

 

A- :Aでは見れない範囲を戦えるキャラ

 

-----対策を切ることで負けに繋がるキャラ21-----

 

B:汎用性が低いもののS~A-にはない独自性があるキャラ

 

-----何かしらの対策をしておきたいキャラ32-----

 

C:特殊なギミックもしくは上位キャラの劣化になりがちなキャラ

 

D:唯一の性能を持つが汎用性が低いキャラ

 

-----できることを覚えてくべきキャラ47-----


E:ワンチャンス活躍できる可能性があるキャラ

 

-----頭の片隅に入れておくべきキャラ65-----

 

上位ポケモンの個別解説

SとA+は個別にそれ以外はまとめてもしくはピックアップで紹介。

 

Sランク

 

カビゴン

主な型

カビゴン@食べ残し 伸し掛かり、シャドーボール、カウンター、自爆

カビゴン@ラムの実 伸し掛かり、シャドーボール地震、自爆

カビゴン@食べ残し 伸し掛かり、火炎放射、鈍い、眠る

 

スイクンライコウが環境に増えても変わらずに強いポケモン

耐久面に隙が無いのであらゆる場面で活躍できる。

近年(といっても3年前位だが)では、鈍い眠るなどで積みながら大事に扱っていくカビゴンが減り、雑に使え対面で強いカウンター持ちや自爆持ちが増えてきた。

そのため、鈍いカビゴンで詰む状況が以前よりも格段に減り、脅威ではなくなっているように感じる。

しかし、伸し掛かりを起点にできるスイクンの登場により雑に使うカビゴンは数を減らす可能性がある。

今後は鈍いカビゴンが再び脚光を浴びるかもしれない。

 

スイクン

主な型

スイクン@食べ残し 波乗り、瞑想、身代わり、守る

スイクン@食べ残し 波乗り、瞑想、身代わり、吠える

スイクン@カゴの実 波乗り、冷凍ビーム、瞑想、眠る

 

乱数調整の登場から一気に注目を浴びて今回のオフ会でもしっかりと結果を残したポケモン

身代わりをカビゴンの伸し掛かり耐えまで振ることでカビゴンを起点にできる。

耐久を大きく振るポケモン*1の弱点として素早さの低さなどが挙げられるが、スイクンの場合は素の耐久が高すぎるため素早さに振る余裕まである。

そのため、カビゴン以外にも中速相手には強引な起点作りをしやすくパーティによっては一気に詰みかねない。

カビゴンとともに今後のGBA環境の覇権を握っていくと予想される。

 

A+

 

・サンダー

主な型

サンダー@ラムの実 10万ボルト、目覚めるパワー氷、電磁波、金属音

サンダー@先制の爪 10万ボルト、目覚めるパワー草、ドリル嘴、電磁波

サンダー@ヤタピの実 雷、目覚めるパワー草、身代わり、威張る

サンダー@光の粉 10万ボルト、身代わり、影分身、バトンタッチ

 

非常に汎用性の高い電気タイプでエース利用から起点作り、穴埋めと様々な構築入れることができる。

ライコウの登場で動かしにくくなるため評価を少し下げようかと思ったが、スイクンライコウに強めなヘラクロスの台頭でサンダーの重要性もそこまで下がっていない。

弱点らしい弱点が目覚めるパワーでしか技範囲を取れないくらいなので今後も環境によって型を変えて長く活躍できるポケモンだと考えられる。

 

ソーナンス

主な型

ソーナンス@ウイの実 カウンター、ミラーコート、道連れ、アンコール

 

影踏みという唯一の性能でサイクル破壊ができるポケモン

主なターゲットはメタグロスや受けループ系のパーティ。

ソーナンス対策はソーナンスを入れることでできる*2ものの構築にソーナンスを入れないといけないデメリットもあるため、それだけでこのポケモンの強さがわかる。

特にメタグロスプテラといったポケモンの打点を期待するパーティはソーナンスを苦手としているので入っていることが多い。

このポケモンは今後も大きくランクを変動させず居座っていくだろうと考えている。

 

ヘラクロス

主な型

ヘラクロス@拘り鉢巻 メガホーン、瓦割り、岩雪崩、目覚めるパワー霊

ヘラクロス@カムラの実 メガホーン、起死回生、剣の舞、身代わり

 

スイクンライコウの台頭で一気に日の目を見たポケモン

今までは大概の役割*3メタグロスに任せることができたため、採用するにしても理由が必要であった。

スイクンライコウ登場以降は特殊耐久を生かしてガンガン投げていくことができ、大きく差別化をすることができるようになった。

また状態異常にも強く、メタグロスにない要素を多く持っている。

それらを評価して今回はA+にした。

 

・ゲンガー

 

主な型

ゲンガー@オボンの実 サイコキネシス、冷凍パンチ、鬼火、大爆発

ゲンガー@ラムの実 サイコキネシス、冷凍パンチ、鬼火、道連れ

 

多少扱いにくいが安定した運用をしやすいポケモン

サンダー同様、スイクンライコウの登場で多少評価を落とすか迷ったが、ヘラクロスの拘り攻撃を安定して受けられる数少ないポケモンなのでこの評価にした。

主に物理相手に鬼火を撒いたり、削りや11交換を狙ったりしていく。

現状評価を高めにしているがライコウの強い型や組み合わせが見つかった場合、評価が低下していくかもしれない。

 

レジロック

主な型

レジロック@ラムの実 岩雪崩、カウンター、電磁波、大爆発

レジロック@カゴの実 岩雪崩、電磁波、眠る、大爆発

 

岩タイプの中で抜けて強いポケモン

カビゴンに強く、耐久も高いので電磁波による起点作りもできることから先発性能としてはかなり高い。

大爆発による起点回避もできるため、低速特有のハメられることは無い。

また、スイクンメタグロスの攻撃は1度は耐えるため、後出しされても問題なく対処できる。

弱点は地面タイプ程度なので今後はもっと増えてもおかしくないポケモンの1体だと考えている。

 

メタグロス

主な型

メタグロス@ラムの実 コメットパンチ、地震シャドーボール、大爆発

メタグロス@オボンの実 コメットパンチ、地震、リフレクター、大爆発

メタグロス@拘り鉢巻 コメットパンチ、地震、岩雪崩、大爆発

 

元々はSランクキャラだったがスイクンの台頭で評価を下げた。

簡単に受けられてしまうスイクンラグラージ、似たような役割ができるヘラクロスレジロックの台頭でメタグロスをわざわざ採用する必要が薄くなってきた。

そのため、基本スペックは落ちていないものの互換性のあるキャラが増えたため評価を下げた。

このキャラ自体の性能は高いままなので今後の環境の動向次第では再び評価を上げるときが来るかもしれない。

 

A

 

ラティアスラティオス

主な型

ラティアス@食べ残し ドラゴンクロー、甘える、瞑想、身代わり

ラティオス@光の粉 ドラゴンクロー、威張る、身代わり、自己再生

ラティオス@ラムの実 冷凍ビーム、10万ボルト、サイコキネシス、瞑想

ラティオス@ラムの実 置き土産、電磁波、リフレクター、光の壁

 

基本的には似ているラティだが、甘えるで強引に起点の作れるラティアスの方を若干評価している。

ラティオスラティアスよりも若干器用だがカビゴンメタグロスが厳しいのでエース運用としては少々物足りない部分がある。

ヘラクロスの台頭でサイコキネシスの重要性が上がることでラティオスの評価は今後上る可能性は十分にある。

 

ラグラージ

主な型

ラグラージ@カムラの実 波乗り、吠える、我武者羅、身代わり

ラグラージ@拘り鉢巻 地震、岩雪崩、目覚めるパワー霊、冷凍ビーム

 

ライコウの台頭と何故か増えつつあるプテラレジロックあたりに強いポケモンとして評価を上げた。

岩タイプの一貫性を消しつつ、後出し性能がそこそこ高く、水タイプの弱点にならないのが評価されている。

吠えるや我武者羅で起点になりにくいのも非常に強い。

型は主にDQNラグ*4か拘り鉢巻が一般的だろう。

一時的に評価を上げているだけの可能性があるので今後は下がる傾向になるのではないかと考えている。

 

プテラ

主な型

プテラ@拘り鉢巻 岩雪崩、地震燕返し、破壊光線

プテラ@食べ残し 岩雪崩、威張る、身代わり、守る

 

一貫性の作りやすい岩技を高速で打てるポケモン

対策していないとプテラで半壊させられることもしばしばある。

主な型はスイープ性能の高い拘り鉢巻と高い素早さから起点を作れるいばみが型。

対策されれば評価は下がるが対策されない限りはトップクラスのポケモンとして活躍できるだろう。

 

ギャラドス

主な型

ギャラドス@カゴの実 目覚めるパワー飛行、地震、眠る、電磁波

ギャラドス@チイラの実 じたばた、地震、身代わり、龍の舞

 

安定感のある後出しで活躍できるポケモン

ヘラクロスに強めのポケモンで電気タイプ以外には殆ど一撃で倒されないので電磁波撒きとしては非常に優秀なポケモンとなる。

鈍いの無いカビゴンなども完封できる。

主な型は受け出し重視の眠る電磁波型と起点を作って一気に勝負を決める身代わりじたばた型がメイン。

 

・サンダース、ライコウ

主な型

サンダース@食べ残し 10万ボルト、電磁波、威張る、身代わり

サンダース@クラボの実 10万ボルト、目覚めるパワー氷、電磁波、威張る

ライコウ@ラムの実 10万ボルト、目覚めるパワー草、瞑想、リフレクター

ライコウ@カゴの実 10万ボルト、目覚めるパワー氷、瞑想、眠る

 

ライコウの登場でサンダースが消えたと思いきや、起点作りのサンダース、種族値と積み技のライコウでうまく棲み分けができている。

どちらのポケモンも採用理由を考えないとサンダーの劣化になりうるのが難しい。

今後強い組み合わせが見つかればさらに評価が上がるポケモン達だと思う。

 

A-

エアームド

主な型

エアームド@食べ残し ドリル嘴、撒菱、吠える、カウンター

 

ライコウの登場で強い引き先ができたため、活躍の幅が広がった。

またカビゴンの技から特殊技の採用が減り、より活躍できる環境になったのも追い風になっている。

鈍い型等の伸びしろもあり今後増えていくくかもしれない。

 

B

・ファイヤー

主な型

ファイヤー@食べ残し 火炎放射、鬼火、朝の日差し、吠える

ファイヤー@木炭 オーバーヒート、火炎放射、目覚めるパワー草、日本晴れ

 

スイクンライコウの登場から話題になっていないがひっそりと使う人が増えている。

種族値が高いため受け出し性能がそこそこ高く、鬼火、朝の日差しで受け回すことができる。

流行りつつあるヘラクロスに強い…と見せかけて岩雪崩の関係上後出しできない上に耐久振り相手だと火炎放射で落とすこともできないので有利でもない。

その結果、このあたりが妥当かなと思っている。

 

一言

GBAのキャラランク記事はあまりないので参考にしていただければと思います。

 

*1:ミロカロスシャワーズ

*2:第3世代では影踏みポケモンがミラーすると交代できなくなり膠着状態となるため、お互いの構築に入っている場合には選出できないルールがある

*3:カビゴンや岩タイプの処理、削りなど

*4:身代わり我武者羅カムラの実ラグラージ