金銀を始めたのでそこらへんの考察と実践した結果を報告していきます
【要点】
・トレーナーハウスを利用することでレベル50スイクンの努力値振りを約2時間半で終えることができた
・アンノーン振りよりも攻撃実数値を21下げることができた
・色々と応用できそう
※方法だけ見たい人は【実践】を読んで下さい
【経緯】
金銀の大会であるシロガネリーグが開催されるとのことで折角なので自分で厳選・努力値を振り大会に出ようと考えた。
そのため個人的にかなり強いと考えているスイクンを厳選したところ思いの外強い個体値の捕獲ができた。
個体値11-13-15-15
ここまで強い個体を準備したので折角だから攻撃努力値を振らない方法で努力値を振ろうと考え調べた。
金銀では爆裂パンチによる混乱が頻繁に起き、スイクンは爆裂パンチを良く採用されているバンギラスと対面することが多いためである。
すると約60時間掛かると記載があり2週間後のオフには確実に間に合わないことがわかった。
攻撃個体を振らない方法の参考:
なので一般的な努力値の振り方で振ろうと考えた。
一般的な振り方の参考:
すると前述の1192さんのブログに
やや妥協して時間短縮するのであれば、例えばラッキーでHPを稼ぎ切り、残りをケーシィで稼ぐ、というようなことも可能。
と記載があり、これをうまく使えば攻撃振りをなるべく抑制できるのではないかと考え、努力値振りの方法を考察してみた。
【考察】
努力値振りの方法はトレーナーハウスを利用して振ることにした。
理由としてはなるべく攻撃努力値を振らないで育成したいポケモンはどちらかというと高レベルの伝説のポケモン*1になるため、なるべく経験値の入らない状況を作りたかったためである。
まず、重要なのは攻撃種族値の低いポケモンでかつその他の種族値が高いポケモンの選定である。
金銀の努力値振りの方法については割愛するが、ざっくり言うと倒したポケモンの種族値に応じて努力値が振られるため攻撃種族値が低いポケモンが重要となる。
詳しい仕様について興味がある人は前述のつうしんケーブルクラブのゴールドさんの動画を参考にして欲しい。
選定したポケモンは前述の1192さんのブログにあるラッキー、ツボツボ、ケーシィである。
ラッキー、ツボツボでそれぞれHPと防御努力値を振り、残りの素早さと特殊はケーシィでカバーしようと考えた。
しかしその振り方だと素早さ種族値の低いラッキーとツボツボをカバーするためケーシィを多く倒す必要があるため、素早さ振りがボトルネックとなってしまい、結果的には攻撃種族値を高いケーシィを多く倒す必要が出てくる。
つまり結局のところケーシィの数に依存することになる。
なので攻撃種族値が低く、素早さがそこそこ高く、あわよくば他の種族値もそこそこ高いポケモンを探したところ、防御と素早さがそこそこ高く、攻撃が低いコイキングに行き着いた。
コイキングに関して金銀勢のおかしょーさんがコイキングを9000体倒し努力値振りを終わらせた報告を見ていたのでそれを参考に採用した。
そして9000匹ものコイキングを狩ってくれたリザードンは育成完了&お役御免ということで、次は最近やっと手に入れたこの子で頑張ります(๑╹ω╹๑ )#第2世代#ポケモンクリスタル#めざめるパワー虫#理想個体#クヌギダマ pic.twitter.com/6UHt3UiSOw
— おかしょー@初代金銀VC勢 (@okasyo_0209) 2020年10月3日
ここから何体のポケモンを倒すかを考える必要があるが、スプレッドシートでわちゃわちゃして計算したので割愛。
結果的には以下のような形となった。
なお今回は50レベルスイクンの努力値振りを目指していたため、努力レベルは62までしか振っていない。
H | A | B | CD | S | 討伐数 | 周回数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ラッキー | 27000 | 540 | 540 | 3780 | 5400 | 54 | 9 |
ケーシィ | 7200 | 5760 | 4320 | 30240 | 25920 | 144 | 24 |
ツボツボ | 2400 | 1200 | 27600 | 1200 | 600 | 60 | 10 |
コイキング | 1200 | 600 | 3300 | 900 | 4800 | 30 | 5 |
ドーピング | 25600 | 0 | 25600 | 25600 | 25600 | - | - |
努力値 | 63400 | 8100 | 61360 | 61720 | 62320 | - | - |
足りない分 | -2390 | 52910 | -350 | -710 | -1310 | 合計周回数 | 48 |
このため討伐数はトレーナーハウスの周回の都合上、6n体とした。
その結果、ドーピングと合わせて48回の戦闘で終了することが分かった。
この表を参考に努力値振りを行っていく。
【実践】
必要なものは以下の通りとなる。
・Lv5のラッキー、ツボツボ、ケーシィ、コイキングを各6体
・ドーピングアイテム、タウリン以外各10個
・ポケルス
・不思議な贈り物用VCが入った3DS
・レベル50に調整する不思議な飴
※注意点
時間を何度もずらすのでポケルスが消えてしまうことを念頭に入れて行って下さい。
手順は以下のサイクルで行う。
2.タウリン以外のドーピングアイテムを10個ずつ使う
3.トレーナーハウスの受付の手前でレポートをする
4.不思議な贈り物用のVCに倒したいポケモンを6体用意してレポートする
5.不思議な贈り物を行う
6.年を2年ズラしてVCを起動する
7.続きからを押して時間を23:59調整して起動する
8.トレーナーハウスで特定のポケモンを討伐
9.時間をズラしているため、再戦して再度入室して討伐しレポート
10.6を繰り返す
11.努力値振り終了後不思議な飴でレベルを調整する
倒したいポケモンを変えた場合は不思議な贈り物用VCのポケモンを変更して再度不思議な贈り物を送るとできる。
【結果】
この方法約2時間半で努力値振りを終えることができた
努力値振り配信の様子
配信中はかなりグダりながらやっていたので効率よく努力値を振れれば多分2時間ちょいで終わるかもしれない。
【応用と今後】
今回の方法は50レベルスイクンの攻撃をなるべく振らない方法として考察していたが、55レベルは振り方を変えなければならない。
努力レベルが62までしか振れていない無いので再計算の必要性がある。
孵化したポケモンではレベルが低く全然足りないため、ラッキーのレベルを上げるなど調整の必要性がある。
また、攻撃努力値を振る従来のアンノーン振りもトレーナーハウスを応用すれば更に効率良く努力値振りができるかもしれない。
具体案としてはウインディ6体を用意して振る方法が挙げられるが考察不足なので今後の課題にしていきたい。