先日、ポケモンバトルレボリューション(バトレボ)の日本語版でもwiimmfiサーバーに接続できることを確認できましたのでバトレボシングルが再熱してきました。
現在youtubeにて配信を行っているのですがバトレボというゲームはやはり今でも根強い人気があり普段の配信の1.5~2倍程度の人が視聴しております。
もし興味がありましたら配信に来て頂けると幸いです。
さて、バトレボに興味は今から参入するにあたってどんなポケモンが強いかわからないという人はそこそこいると思います。
また当時wifiバトレボ全盛期にやっていてけど今どうなってるの?気になる人もいると思います。
そこで今回は、全く現代に適応したバトレボシングルの育成ポケモンを持ってない人が真っ先に作るべきおすすめのポケモンを10種類絞って紹介していきます。
拘り寝言ガブリアス
【ステータス】
実数値:183-182-116-*-105-169
努力値:0-252-4-*-0-252
性格:陽気
持ち物:拘りスカーフ、拘り鉢巻
【解説】
バトレボシングル最強との名高いガブリアスの王道の型の一つです。
高い攻撃力と素早さでゲームを支配できます。
活用方法としては序盤の削りや龍の舞などへの切り返し、終盤の抜き、催眠術の受け先など幅広い選択肢があります。
サンプルでは陽気にしていますが意地っ張りにするとハッサムへの地震の乱数が変わるのでどちらを選択するかは好みだと思います。
パーティを組んでいると確実に1体は欲しくなるポケモンなので是非一番最初に育成していただきたいです。
【技について】
逆鱗:メインウェポン1
地震:メインウェポン2
寝言:対催眠枠
拘り鉢巻バンギラス
【ステータス】
実数値:207-194-130-*-130-81
努力値:252-180-0-*-76-0
性格:意地っ張り
技: 追い打ち、噛み砕く(orしっぺ返し)、ストーンエッジ、蹴手繰り(or地震)
持ち物:拘り鉢巻
【調整先】
A:
・HB155-100ラティオスを追い打ち非成功+砂ダメージ×2で確定落ち
=後出しからラティオスを確定で倒せる
・H-B:207-135オボンの実スイクンをストーンエッジ×2回+砂ダメージ2回で確定
・H-B:201-100ギャラドスを威嚇込みストーンエッジで確定1発
B:
D:
・C167拘り眼鏡ライコウの雷を2耐え
・C155スイクンの波乗り最高乱数2連以外耐え
・C182拘り眼鏡ラティオスの流星群を余裕を持って1.5耐え
【解説】
テンプレの拘り鉢巻バンギラスです。
砂嵐の補正で特殊耐久が上がっているため、拘り眼鏡持ちのラティオスやライコウに繰り出していけます。
耐久ラインは従来の配分(H-D:207-125)よりも少し硬くして拘り眼鏡ライコウを意識した配分にしています。
従来と比べて拘り眼鏡持ちのライコウやC振りスイクンが増えてきたので耐久ラインを上げました。
カスタマイズ性があるポケモンなのでAを落として素早さを振ってミラー対策をしたり特殊耐久をもっと上げて命の珠ゲンガーの気合玉を耐えるようにするのも選択肢です。
バンギラスはガブリアスと合わせて様々なパーティに入るポケモンなので育成をなるべく早くした方が良いと思います。
【技について】
ストーンエッジ:メインウェポン1
追い打ち:役割遂行技
噛み砕く:メインウェポン2
蹴手繰り:ミラーやヒードランへの打点
しっぺ返し:素早さを振っていない場合の噛み砕くとの選択肢。第四世代では交代際にしっぺ返しをした場合威力が上がる判定なので他世代よりかなり強い
A振りドータクン
【ステータス】
実数値:174-155-137-*-34
努力値:252-252-4-*-0-0
性格:勇敢
技: ジャイロボール、地震、催眠術、大爆発
持ち物:オボンの実、ラムの実、イバンの実
【調整先】
A:
・H-B-S:183-115-169ガブリアスをジャイロボールで確定2発
・H-B-S:135-80-178ゲンガーをジャイロボールで確定1発
・H-B:209-160ハードロックドサイドンの身代わりを地震で割れる*
・H-B:207-135スイクンを大爆発で確定1発
B:
・A182ガブリアスの逆鱗をオボンの実込み確定4発耐え
・A200ガブリアスの逆鱗をオボンの実込み乱数4発耐え
*H-B:209-160ハードロックドサイドンとは、H-B:187-150メタグロスを地震で確定3発の調整したドータクンを起点にして身代わりを貼るメタ型のドサイドン
【解説】
対面性能の高いドータクンです。
HBベースのドータクンから環境に適応したA振りにしました。
従来はガブリアス等を受けつつ催眠術で流して行く立ち回りが主流でしたが寝言持ちのスイクンなどが出てきて役割遂行されてしまうため、対面で少なくとも11交換できるようにA振りにしました。
また身代わりドサイドンに起点にされないのも強みになっています。
アイテムは相手の催眠術ゲンガーに抵抗できるラムの実が基本ですがオボンの実でサイクル戦に強くしたりイバンの実で奇襲するのもありです。
全体的な欠点としては耐久値が足りないのでガチガチのサイクル戦に不向きという点です。
バンギラスと組ませることでバンギドータというメジャーなパーティを1つ作ることができます。
汎用性が高い並びなので是非作っていただきたいです。
【技について】
ジャイロボール:メインウェポン
催眠術:最強の技
大爆発:起点回避兼最大打点技
ソーナンス
【ステータス】
実数値:268-*-121-*-108-53
努力値:20-*-252-*-236-0
性格:図太い
技: カウンター、ミラーコート、道連れ、アンコール
持ち物:オボンの実、イバンの実
【調整先】
B:
・A200ガブリアスの逆鱗をオボンの実込み確定2発耐え
→低乱数後高乱数の順番でダメージを受けるとオボンが発動せず落ちる可能性あり
D:
・C182拘り眼鏡ラティオスの流星群を確定耐え
・C182拘り眼鏡ラティオスの竜の波動をオボンの実込み2耐え
【解説】
今世代最強クラスのサイクル破壊ポケモンです。
影踏みによるサイクル封じ、アンコールでの起点作り、道連れによる11交換とやりたいことが集約されています。
ガブリアスが暴れまわる環境で数少なくガブリアスを道連れで安定して倒せるポケモンです。 (他のポケモンでは砂隠れの回避での負け筋が残る)
耐久ラインが非常に絶妙(微妙)であるため、バトレボの耐久ラインの基準となるガブリアスの逆鱗2耐えと拘り眼鏡ラティオスの流星群を1.5耐えを両立できません。
なのでどちらかを妥協しないといけませんがなるべくガブリアスに安定して繰り出したいのでB振りを優先する方が良いと思います。
H-B:292-121にするとA182ガブリアスの逆鱗をオボン込み3耐えできるのでガブリアスに安定させたい場合はこちらのほうがいいかもしれないです。
余談ですがバトレボでは催眠術による起点作りをされる可能性があるのでソーナンスを運用する際は基本的に道連れで使い捨てましょう。
ソーナンスは無天候での攻撃的なパーティなどで多く採用されるのでガブリアスに弱いヒードランやボーマンダといった超火力の中速ポケモンを使いたい場合に重宝します。
そういったポケモンを使用したい方は是非育成してみてください。
【技について】
カウンター:あまり打たない。拘りスカーフメタグロス等への遂行技
アンコール:起点作り兼起点回避技
道連れ:メイン打点
汎用型スイクン
【ステータス】
実数値:207-*-136-155-135-106
努力値:252-*-4-248-0-4
性格:控えめ
技: 波乗り、冷凍ビーム、目覚めるパワー電気、寝言
持ち物:食べ残し、オボンの実、雫のプレート
備考:目覚めるパワー電気個体
【調整先】
HB:
・A182ガブリアスの逆鱗を食べ残し込みで乱数2耐え
HD:
・C182拘り眼鏡ラティオスの流星群確定耐え
C:
・H-D:207-125バンギラスを砂下の雫のプレート波乗りで確定2発
・H-D:201-106ガブリアスを冷凍ビームで確定1発*
【解説】
当時現役でやっていた人には馴染みがない型だと思います。
C振りする理由としては当時環境で流行していたHB眠るカゴの実やHS毒々守るでは拘り鉢巻バンギラスに不利を取ったりスイクンやサンダー、ラティオスの繰り出しを楽にさせていました。
またHDベースのハッサムに剣の舞を積み続けられてしまうという問題が有りました。
その結果、ダメージレースで活躍が見込めず負担の掛けられないクッション要因になっていました。
それらを解決するために生み出されたのがC振りの汎用型スイクンです。
スイクンは元々H振りだけで耐久面が十分足りているポケモンであったため、苦しいサイクル戦をさせるよりも対面で殴り合える形にしています。
またバンギラス+ドータクンという並びが増えたのでドータクンの催眠術を受けつつどちらにも有利の取れる寝言持ちスイクンが環境に刺さります。
ガブリアスやドータクンが重くて困ったときにパーティに適当に組み込める枠なので1体作っておくと構築の幅が広がると思います。
【技について】
波乗り:メインウェポン
目覚めるパワー電気:ギャラドスへの打点
寝言:対催眠枠
対面型ライコウ
【ステータス】
実数値:165-*-95-167-131-183
努力値:0-*-0-252-4-252
性格:臆病
技: 10万ボルト、目覚めるパワー氷、雷、寝言
持ち物:拘り眼鏡、シュカの実、命の珠
備考:目覚めるパワー氷個体
【調整先】
C:
・H-D:155-110メタグロスを拘り眼鏡雷で最低乱数以外1発
・H-D:207-135スイクンを拘り眼鏡10万ボルト高乱数1発(74.4%)
・H-D:155-130ラティオスを拘り眼鏡10万ボルトで最低乱数3連以外3発
・H-D:183-106ガブリアスを目覚めるパワー氷で乱数1発(53.8%)
【解説】
CSベースのライコウで今日から対面型ライコウと勝手に呼びます。
CSライコウ自体は当時からちょくちょくいた型ですがこの技構成にしているのはおそらく無いと思います。
当時はゲンガーやメガヤンマといった高速催眠術ポケモンに有利の取れるHSベースのラムの実を持った瞑想身代わり型や瞑想眠る型、バンギラスに捕まってもある程度の抵抗ができる毒々守る身代わり型などが主流でした。
しかし、バンギラスに簡単に受けられてしまうことから高速催眠術ポケモン+バンギラスの並びを崩せず瞑想を積むまではハッサムに後出しすら考慮されるほどの火力の低さがライコウの弱点でした。
それらを解消するために火力補正アイテムを持たせた対面型ライコウが開発されました。
特に影響があったのはラティオスで早い高火力特殊ポケモンはラティオス1強であった所に新しい選択肢ができたと言えます。
持ち物は拘り眼鏡が基本ですが自由に打ち分けのできる命の珠や拘りスカーフガブリアスと戦えるシュカの実も選択肢となります。
ドータクンやソーナンス辺りを構築に入れる際にスイクンやサンダー、ハッサムが重くなった場合に入るコマで特殊ポケモンではラティオスに次いでおすすめのキャラなので是非育成しましょう。
【技について】
10万ボルト:メインウェポン
雷:後発への負担技
寝言:対催眠枠
ギャラドス
【ステータス】
実数値:171-177-99-*-120-146
努力値:4-252-0-*-0-252
性格:陽気
技: 滝登り、ストーンエッジ、龍の舞、挑発(or地震or氷の牙)
持ち物:ラムの実、オボンの実、食べ残し
【解説】
一般的な龍の舞ギャラドスです。
他世代同様有利対面を取って龍の舞で全抜きを狙っていきます。
ハッサム等の鋼タイプに強い他、バンギラスやヒードランなどにも有利を取れます。
持ち物は催眠術を起点にできるラムの実や繰り出し回数を上げることができるオボンの実や食べ残しから選択するといいと思います。
相性補完が良いキャラが多く、四倍弱点持ちのヒードランやガブリアス、バンギラスと組むことができ孵化歩数が少なく育成も簡単なので1体作ることをおすすめします。
【技について】
滝登り:メインウェポン
ストーンエッジ:ミラーやサンダーなどの打点
龍の舞:エース起用の技
挑発:低速催眠ポケモンを起点にする技
氷の牙:ガブリアスやラティオスへの打点(龍の舞をしてもラティオスすら倒せないから優先度低め)
ラティオス
【ステータス】
実数値:155-*-101-182-130-178
努力値:0-*-4-252-0-252
性格:臆病
技: 流星群、波乗り、雷(or10万ボルト)、竜の波動(orサイコキネシスorトリック)
持ち物:拘り眼鏡、拘りスカーフ
【解説】
一般的なラティオスです。
特に耐久を振っても生きる場面がないため基本はCS振りとなります。
技構成も拘り眼鏡では流星群、波乗り、雷、竜の波動辺りが安定だと思います。
拘りスカーフについては以下を参考にしてください。
ラティオスは高火力の爽快感があり様々な鋼ポケモンとも相性が良いので是非作りましょう(バトレボ映えもいいです)
【技について】
流星群:メインウェポン
波乗り:ヒードラン等の鋼から地面まで幅広く通る技。拘りスカーフの場合は採用されにくい
雷:対HDハッサムやスイクンなどへの遂行。拘りスカーフのときは採用されない
竜の波動:サンダーなどの竜技を連打したい時
10万ボルト:水等への安定打点。龍の舞したギャラドスへの切り返しで使いたいので拘りスカーフでの採用は多い
サイコキネシス:拘りスカーフの対クロバット、ゲンガー対策の技。一貫しにくいため拘り眼鏡では採用されにくい
トリック:受けてくるバンギラスや鋼タイプを起点にするのに使う。拘りスカーフでは優先度が高い
ハッサム
【ステータス】
実数値:175-150-141-*-126-85
努力値:236-0-68-*-204-0
性格:腕白
技: 蜻蛉返り、バレットパンチ、羽休め、剣の舞
持ち物:オッカの実、オボンの実
【調整先】
HB:
HD:
・C182拘り眼鏡ラティオスの波乗りを高乱数2耐え
【解説】
典型的なオッカの実持ちのハッサムです。
潤滑油として竜を受けながら蜻蛉返りで切り返すことができます。
基本的には他世代のハッサムとそこまで変わりません。
オッカの実を採用しているのはバンギラスやユキノオーの不意の炎技を防ぐためです。
竜との相性がかなり良く、ラティオスとの組み合わせは最強クラスの並びなのでラティオスを使いたい方は是非作りましょう。
【技について】
蜻蛉返り:メインウェポン1兼サイクル戦の潤滑油
バレットパンチ:メインウェポン2
羽休め:対竜の繰り出し性能を上げるため
剣の舞:バレットパンチの抜き性能を上げる技
ヘドロゲンガー
【ステータス】
実数値:145-*-103-150-95-178
努力値:76-*-180-0-0-252
性格:臆病
技: シャドーボール、催眠術、身代わり、気合玉(or雷or10万ボルト)
持ち物:黒いヘドロ
【調整先】
H:
・身代わりの効率が良い4n+1
HB:
・A182ガブリアスの逆鱗耐え
C:
・H-D201-120ギャラドスを雷で確定1発
【解説】
いわゆるヘドロゲンガーという型でバトレボ史に残る凶悪なポケモンです。
バトレボでは眠りターンが確定2ターンという仕様から催眠術→身代わりが確実に通ります。
催眠対策をしていない相手であった場合は有利対面を取るだけで実質1体倒せると言っても過言ではないです。
サイクル戦では無効タイプがあるものの耐久種族値が低いのでハッサムの蜻蛉返りなどから後出しする流れが非常に強いです。
特にソーナンス入りに対してはハッサムの蜻蛉返りからゲンガー降臨させるだけで相手はカウンターもアンコールも道連れも無効にされてしまうのでソーナンスの選出を抑制することができます。
バンギラスと非常に相性がよく、催眠受けで出てくるサンダーやライコウに対して後出しして処理することができます。
持ち物も黒いヘドロなので他のポケモンとアイテム競合しないも良い点です。
バトレボの理不尽さを味わう(味あわせたい)人は是非作ってみてはいかがでしょうか。
【技について】
シャドーボール:メインウェポン
催眠術:最強の技
身代わり:催眠術と相性の良い技
雷:ギャラドスに起点にされない技(10万ボルトだと落とせない)
10万ボルト:水への安定打点
鬼火:催眠術を打ちにくい物理ポケモンへの打点
最後に
これは第一弾の記事で第二弾以降はメタグロスやボーマンダ等の有名所から今回のポケモンで他の型で使い回しできないが非常にゆうなポケモンまで書いていきたいと思います。